魚介味淋粕漬の老舗「鈴波」の日比谷ミッドタウン新店の内装設計とディスプレイデザイン。
https://www.youtube.com/watch?v=ir46YTCG2bk
鈴波の商品は魚をみりん粕で漬け込む技術でできあがることから、釉薬のコーティングをテーマに設計。
壁面の陶板は、素地の部分と釉薬で漬けられた部分を共存させ、素材を素材で覆いかぶせて「漬ける」行為を視覚化させた。
ショーケースディスプレイでは、多くの商品を扱って煩雑に見えがちなケース内だったので、POP類にルールを決めて統一感あるデザインにして配置し、情報の煩雑さを軽減している。店舗が白い陶板を多用していてクールな印象があったので、商品に近い陳列台は温かみのある木の素材や濃いめの陶器にして温かみを出した。(内装設計:Eurekaと共同設計)